2014/02/21 今年の来日セミナーは、お台場!意外な歴史で繋がる過去と未来。第4号

▼ノエル・ティルJAPANニュースレター


2014/02/21 今年の来日セミナーは、お台場!意外な歴史で繋がる過去と未来。第4号


こんにちは、ノエルティルJAPANのユピテルジョージです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ今日は、全3回シリーズとなるニューヨークからのプレミアムインタビューの最終回をお届けします。

今回は、ノエル・ティル先生の占星術の中心的なテーマの一つである「家族関係」について、詳しく質問していく特別な回。とても密度の濃い内容ですので、今回もどうぞお楽しみください。

【プレミアムインタビュー vol.03】ノエル・ティル式占星術における「家族関係について」

▼インタビューの視聴はこちらから

そして今日は、9月13日(土)14日(日)15日(月・祝日)に開催するノエル・ティル先生の来日セミナーについての新しい情報をお届けします!

これまで中野サンプラザにて開催してきた来日セミナーですが、今年から、心機一転。2020年の東京オリンピックの舞台の一つともなる「お台場」にて開催します。

今日は石塚先生から、会場からの特別レポートが届いています。お台場の歴史から読み解く、非常に面白い論考です。
幕末のペリー来航と、現代との深いリンク。そして、ノエル・ティル式占星術がもたらす、日本へのインパクトについて、とても深い洞察にあふれたレポートです。どうぞお楽しみください!

ユピテルジョージ


★【コラム】今年の舞台は、お台場!意外な歴史で繋がる過去・現在・未来。


皆さんこんにちは、石塚隆一です。

今回は9月の来日セミナーの際に会場となる臨海副都心の場所に行ってみました。会場に予定しているのは東京ファッションタウンビル内の研修室。近くには東京ビッグサイトや東京港、有明埠頭フェリーターミナルなどがあります。「お台場」と言った方がイメージしやすいかもしれませんね。1993年にレインボーブリッジができ、世界都市博覧会の開催予定などで開発が進み、1997年にフジテレビが移転したことなどで知名度も上がりました。

私は実はこの日、会場の場所の下見だけでなく、日本科学未来館のプラネタリウムを見に行くのも目的でした。そう、会場のそばにはさまざまな魅力的な場所もあります。音楽好きの人々ならライブハウス・ゼップ東京などでおなじみかもしれませんね。今回の来日セミナーはそんな「お台場」の東側、りんかい線の「国際展示場」駅の近くの定員100人ほどの研修スペースで行なおうと計画を進めています。

この「お台場」、実は江戸時代の1853年にペリーの黒船艦隊が来航して幕府に開国を迫った際、幕府は江戸の直接防衛のため洋式の海上砲台を建設、その台場を幕府に敬意を払って「御」をつけて呼んだことがその名前の由来ということです。お台場は、鎖国をしていた日本が外国に対して開いていくという歴史上の重要な変化の際に関わっていたのですね。ノエルティル先生の来日は、ある意味で日本の占星術界にとってペリーの来航のような動きかもしれません。もちろん西洋占星術は海外で発展したものですが、日本でも独特なかたちで理解が深まっていっています。しかし、海外と日本の文化の違いもあり、象徴の働きの理解として日本独特なかたちで培われていっている部分もあります。ときどき、ローカルで独特に深まっていった部分とグローバルな視野が触れ、理解の次元のギアチェンジが起こるのでしょう。ちょうど今、そんなギアチェンジが進んでいるとイメージしてみるとよいかもしれません。

ある程度しっかりした体系を持つ学問や分野は、基礎的な下地がしっかりできてくると一段階上の視点を理解する素地ができ、さらに深い洞察の次元へと進んでいきます。英語の学習を例にとれば、最初は英語の羅列がまったくチンプンカンプンに見えていても、日常的に使われるある程度の単語数を理解すればその範囲の文を読んだときに意味が分かるようになります。リスニングや会話の経験が積み重なりある程度の量になると「日常的」な範囲の会話は問題なくやり取りできるようになります。このような学習過程の階段のような進み方(ギアチェンジ)は、個人的な学習だけでなく、集団的な文化や社会が学習していく姿にも、それは見られるでしょう。とくに、文化や社会がこのようなかたちで学習を進めていく過程はトランジットの外惑星のアスペクトの象徴に関連づけて観察することができるでしょう(個人の場合は、出生図に対する外惑星のアスペクト)。

ノエルティル先生の来日は、いわゆる「カーディナルクライマックス」、つまり土星と天王星、冥王星のTスクエアが形成されていた2011年に始まりました。つまり、いろいろな側面で物事に対する集団的な理解が一段深まっていく過程がグンと進んでいく流れです。実際、ペリーが来航する数年前の期間にもこの冥王星、天王星、土星が次々とコンジャンクションし、理解力が一段と深まる素地を作っていたことが考えられます。

また、この「お台場」というのは、私の感覚では「ノエルティル心理占星術」の要点をとても象徴的によく表していると感じています。つまり、「ノエルティル心理占星術」の心理学的な癒しにつながる重要なポイントは、「幼少期に形成されたがすでに必要なくなっている防衛メカニズムを客観的に認識し、防衛というかたちで利用することから卒業し、しかし、これまでの人生でそれらを利用しながら培ってきたものを、より充実した未来のために有効に利用していきましょう」ということです。そして、この「お台場」は、ずっと昔ペリーの来航に対する「防衛」のために作られ、今ではとうの昔に防衛の目的は卒業し、新たに生まれ変わりながら東京や日本の未来を作るための重要な役割を担っています(2020年のオリンピックでも活躍しそうですね)。

このようなお台場という場所で9月に開催されるノエルティル来日セミナー、皆さんぜひご一緒に占星術の理解をグンと深めていきましょう。

石塚隆一


★プレミアムインタビュー・バックナンバー


これまでのプレミアムインタビューは、こちらからご覧いただけます。

【プレミアムインタビュー vol.01】クリエイティブアストロロージャーとは? 

▼インタビューの視聴はこちらから

【プレミアムインタビュー vol.02】従来の占星術と、新しいノエルティル式心理占星術の違いについて

▼インタビューの視聴はこちらから


★編集後記


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▽本日の【ノエル・ティルJAPANニュースレター】はいかがでしたか。皆さんにとって、素敵な2週間になりますように。次回もご期待ください。

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